エリアリンクの株価は?

これからの時代、成長していく企業を見定めて、そこに投資していくことが大切だと言われています。何故なら、これからはインフレーションが進んでいくと予想されているため、貯蓄の価値がどんどん下がっていくリスクがあるからです。そのため、資産運用をして上手に老後に備える必要があります。

■リーマンショックが変えた企業方針
エリアリンク株式会社は普通の不動産業者としての活動を以前は続けていました。しかし、今はアセット事業やストレージ事業などのキャッシュフローが安定するような事業によって経営を軌道に乗せているのです。これにより株価にも影響を及ぼしています。では、どうしてエリアリンク株式会社は普通の不動産業者としての活動から方向を転換したのでしょうか。

エリアリンク株式会社の運営方針が変わった理由。それはリーマンショックです。世界中を恐慌の渦に巻き込んだリーマンショックは日本においても大きな猛威を振るいました。そして、エリアリンク株式会社も例外ではありません。大赤字を計上してしまい、通常の経営では立ち行かなくなってしまったのです。そこで、ストックビジネスのストレージ事業を展開することによって窮地を脱しただけでなく、しっかりと結果を残すことに成功したのです。

■土地オーナーの悩みを解決するために生まれた事業
底地ビジネスの難しいところと言えば、登場する人物が多い上に関係性が複雑だということが多いということです。また、仕入れに関しても通常の不動産とは違う事情を持っているため、そう簡単に手に入るということはありません。もしも底地ビジネスで成功するためには卓越した専門的な底地ビジネスに必要なコミュニケーション能力と、発達した情報網が重要になってきます。

底地ビジネスで評判を高めているのがエリアリンクです。エリアリンクはストレージ事業を本業としているため、多くの土地オーナーの遊休資産に対してアプローチをしてきたという実績を持っています。また、そのオーナーの持つリアルな悩みを聞いているため、底地が持つ魅力だけでなく難しさも熟知しているのです。そのため、それを解決するために必要なノウハウを蓄積することが出来たのです。このことが株価にも反映されています。

■経営感覚に優れた不動産業者
エリアリンクがキャッシュフローを安定させた理由はリーマンショックが挙げられます。これにより日本の不動産業は大打撃を受けました。そこでエリアリンクでは自分たちの事業方針を変更し、ストレージ事業などのキャッシュフローがしっかりとしている事業に転換したのです。これにより、大きく会社を動かすことに成功しました。

また、底地ビジネスに対しても定評があります。これは土地オーナーと接する機会が多いため、土地の遊休資産の活用についてのノウハウが蓄積されているからです。また、権利関係が複雑な底地に対して悩んでいる土地オーナーの声を聞くことによって、どのようにしたら底地を有効活用できるかという考えが他の会社よりも優れているからだと言われています。そのため株価も高い時があるのです。

エリアリンク(8914)の株価・業績・比較銘柄 | 会社四季報オンライン